デジカメと電子玩具に戯れる日々

原作版「オーバーロード」の7巻がみつからないw

今週のお題「読書の夏」

オーバーロード

dualmoon.hatenablog.com
オーバーロード1 不死者の王

オーバーロード1 不死者の王

祝、100万部おめでとう!(売れた数ではなく出荷冊数だと思うが)
先日までは60万部だったのだが、いつのまにか40万部増刷されて100万部にw
札幌駅近辺の本屋回ったら1巻、2巻、3巻、9巻はあったのだが、読みたい7,8巻がない。

ちなみ1巻から読もうとは思ってないので^^;真ん中から後ろあたりを読んでから買おうと思っている(笑)
アニメとコミックは目を通しているので…でも普通の人からすると変わっているんだろうなぁ…^^;

オーバーロード7 大墳墓の侵入者

オーバーロード7 大墳墓の侵入者

7巻はモモンガ様の根拠地に進入してきた冒険者たちを、完膚なきまでに抹殺する話(汗)というところに
心惹かれたので是非読んでみたいとおもったところ。
悪の支配者の手のひらの上で悲惨に踊る勇者たちの描写が見所らしい。
また死を天秤にかけた状況に陥った冒険者仲間同士の裏切り描写や、残酷な描写も多いらしい。
残酷描写の耐性は、昔のスプラッター映画(死語w)や映画スクワームの小説版で鍛えられてるので問題ないww
銀英伝のヒルダが言っていた「たぶん人間は自分が思っているよりもはるかに卑劣な事が出来るのだと思います。」という台詞が思い浮かぶ(笑)

原作本紹介サイト
overlord-book.jp

▼征途

皇国の守護者」で有名な佐藤大輔著書で唯一完結しているシリーズw
内容は

・もし太平洋戦争で戦艦大和が沈まなかったら?
・1945年のソ連の侵攻が樺太北方領土だけでなく釧路-留萌線まで侵攻していたら?

という2つのテーマで太平洋戦争~朝鮮戦争ベトナム戦争湾岸戦争~祖国統一戦争を3巻に渡って描いている。
日本が連合国とソ連に分割占領されているので、朝鮮半島のように日本国と日本民主主義人民共和国という2つの国家になってしまっていたりする。

征途 - Wikipedia

その中で、史実では無念にも沈んでしまったが、小説ではその無念を晴らすかのように46cm砲が暴れ回る感じだったりする。
また警察予備隊自衛隊歴史通り創設されるのだがアメリカ軍よりも精強という描写が面白かったりするw
ベトナム戦ではやりすぎて国会で野党に非難されたり…^^;;;;)
佐藤大輔の戦記物の描写で好きなのが、アメリカ人、イギリス人の会話の演出に気を配られているところや
ブラックユーモア的な演出が好きだったりする。

他の架空戦記作家だとアメリカン人の会話の中に「日本のことわざ」が台詞で出てきたりして興ざめしたりすることが多いのである^^;
また、架空の兵器に関してもファンタジー的なものではなく、順当に進化していったらこんな感じだったかも…というのが面白い。
今作では、架空兵器はそれほど出てこないが、大量に登場する「レッドサン・ブラッククロス外伝」は征途以上に好きな作品だったりする。
トクマ・ノベルズ版のほうの表紙カバー、挿絵はミリタリー劇画で有名な小林原文氏。
(私はトクマ・ノベルズ版で所有している)