デジカメと電子玩具に戯れる日々

夏の夜にオススメする小説…

今週のお題「ゾクッとする話」

小松左京の怪奇もの

▼文庫版

霧が晴れた時 (角川ホラー文庫―自選恐怖小説集)

霧が晴れた時 (角川ホラー文庫―自選恐怖小説集)

kindle

<収録作>
すぐそこ
まめつま
くだんのはは
秘密
影が重なる時
召集令状
悪霊
消された女
黄色い泉
逃ける
蟻の園

保護鳥
霧が晴れた時
さとるの化物



私が小松左京のホラーを知ったのは昔、ラジオの小説で「くだんのはは」を聞いたとき。
小松左京といえば「日本沈没」「復活の日」などスペクタクルSFで、名が通っているがホラーは意外と知られていない感じがする。
短編ホラーではあるが、真相に気づくまでの盛り上げ方はさすがだと思う。
(安心して読めるし面白い)

収録作を見て気づく人もいるかもしれないが、結構世にも奇妙な物語」で映像化されている作品が多い。
私のオススメは「くだんのはは」「保護鳥」かな。